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スズキ ジムニーJB23 クロモリ軽量フライホイールに交換
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2017.02.05 Sunday 21:39
JUGEMテーマ:ジムニー
「シャーシャー、キューン」と異音がどこからか聞こえるようになり、その音は走行距離を稼ぐたびに成長していく。
どこかのベアリングが逝って悲鳴をあげている音ですね!
クルマは沢山のベアリングを使っていますから、発生源を特定するのは非常に難しいのですが、おとジムの第六感でクラッチのレリーズベアリングが怪しいと狙いをつけました。
エンジンとミッションを分離してレリーズベアリングの交換です。せっかくですから、クラッチも新品に交換します。
さらに、この際だからクロモリの軽量フライホイールも入れちゃいます!!
ミッションとエンジンが離れました
第六感が的中です。レリーズベアリングが逝ってます。
レリーズベアリングを回すと「ガラガラ、シャーシャー」音がします。
取り外したクラッチと純正フライホイール
フライホイール中心のベアリングも逝ってました。
新クラッチと新クラッチカバー、クロモリ軽量フライホイール
クラッチ、カバーとも純正のアイシン製を使用
エク○○ーも使用したことがありますが、つながりが唐突でスムーズさに欠けるので、アイシン製を使用しています。
今回、購入したクロモリ軽量フライホイールは15,000円前後で販売されているもの。純正と比較してあきらかに軽いのですが、バランス取りがされていませんので、高回転で振動が発生するかもしれません。まっ〜その時は純正に交換しましょう!という軽い乗りで取り付けました。何しろ値段がお値段ですしNC、NRのものですから。
クロモリ軽量フライホイールとクラッチの組み込み完了!
クラッチのセンター出しには、ボルトにガムテープを巻いたものを使用しました。
仰向けの姿勢でのクッラチ交換作業は、正直いってキツいです。
- 土汚れが眼に入り痛い
- 心臓より手を高くするので血行不良で腕が疲れる
- 逆に頭に血が登り気持ち悪くなる
- パーツや工具を手から滑らせて落とすと顔面直撃の悲劇
試 乗
市街地と高速道路を合わせて50キロ程度走りましたので、クロモリ軽量フライホイールへの交換直後の初期印象です。
まずは、エンジン始動時にイグニッションキーを回してスターターのピニオンが噛みこみ回りだした音がそれまでと違います。セルモーターが噛むと「シュリシュリシュリ」と甲高い音に変化
アイドリングの回転数は変化ありません。アクセルを軽くあおると、以前よりエンジンのふけ上がりが確実に早くなっています。走り出しも軽く低速トルクの落ち込みも感じません。が、歩道の低い縁石に乗り上げようと極低速でいつも通りのアクセルとクラッチ操作をしたところ、あっさりとエンストしました。加速については、軽いふけ上がりで以前より早くなったような気もしますが、積極的にアクセルを踏みこまないと加速力が落ちてしまうような印象です。時速80キロから100キロでの一定速度での走行では、ほんのわずかな微振動を感じますが、軽量フライホイールが影響しているかどうかははっきりしません。
いずれにしても、フライホイールの重量によって、エンジンのフィーリングが変化するのが良く分りました。来年度のレースに参加してみての印象や次回(といっても数年後ですが)のクラッチ交換ではフライホイール表面の様子等をお伝えします。
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