平成14年11月1、2日に開催された、第31回ジムニーカーニバルに参加しました。毎年、このジムニーカーニバルを楽しみにしている方も多いはず。旧友との再会やビンゴ大会、オークション、掘り出し物、ジムニーの展示等等、スタッフの方々は大変なご苦労だと思いますが、毎年多くのジムニー乗りが楽しみにしているカーニバルですね。
私の場合は
「自走で耐久レースに参加すること!」が最大の楽しみです。自走の緊張感がたまらなくスリリングなんですよね。
一日目は朝からの雨で会場は至る所で泥の海。二日目に開催されるレースの予選会を16時から開始しました。
予選に参加する出場車両の一部
おとジム号はゼッケン23番!!
予選は、コースの約2/3を走ってタイムを競います。17位と出遅れますが、実力ですし耐久なので予選順位はいたって気にしません。
翌日の決勝当日は、朝から快晴!
ですが、路面コンディションは昨日と同じ泥の海
ゼッケン番号に「
JB」とおしゃれに入れてみました。会場で気がついた方いましたか?
さて、いよいよ決勝です。
先導車を先頭に予選順で並びながら一周します。先導車がコースを外れ一斉にスタート!
これから、長い戦いが始まります。
路面コンディションは、昨日の雨の影響でドロドロ、ヌタヌタのまま一向に回復しません。泥の海の中、2速ではタイヤがグリップせずに空転して前に進まず、3速にシフトアップすると泥の抵抗でトルクを奪われ減速。コーナーでは超強アンダーステアで曲がらず、立ち上がりではオーバーステアで後輪が滑ってスピン寸前。唯一、ロングストレートではノーマルエンジンでは60キロがやっとに対して、改造車クラスでは100キロものスピードが出るそうです。
前車の跳ね上げた泥が容赦なくフロントガラスを直撃して視界は一気に不良。車内温度はグングン上昇して大量の発汗により頭が「ボっー」としてきます。
2時間の間、運転手は揺れるクルマの中で、コース状況を判断して、前後左右のクルマに注意を払いつつ、ハンドル、ペダル、ギヤ操作を繰り返し行う。一瞬でも気を抜くと事故になる。自走して帰らなければならないので、無理はできないが、前のクルマは抜きたいので、無理をする。耐久レースは過酷なレースです。
ついに2時間を終えてチエッカーフラッグが振られてゴール!!
おとジムがオーバーホールしたジャンクエンジンも吸気温度が100度を超えるなか、2時間連続高回転運転に耐えました。
結果ですか?
走行中にマッドフラップが取れてペナルティーとして「4周減』を受けまして、N2クラス完走7台中7位の最下位に終わりました。
反省
マッドフラップは、100均のまな板を流用しない。