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ジムニー
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に訪問される方の最も多い検索キーワードが「オイル漏れ」。ということで、エンジンから漏れやすい箇所をピックアップしてみました。
1 ヘッドカバーからのオイル漏れ エンジンの一番上がヘッドカバーです。ヘッドカバーの裏にはゴムパッキンが付いているのですが、このゴムパッキンがカチカチに硬化してオイルが漏れます。「ゴムからプラスチックに変わった」と思っていただければご理解していただけると思います。
ここがカチカチに硬化すると、ヘッドカバーの全周からオイルが滲むのと、スパークプラグの穴にエンジンオイルが入り込んでプラグがエンジンオイルでベトベトになります。パッキンを新品に交換するしかありません。
交換は簡単です。インタークーラーとヘッドカバーに付いているIGコイルを外してください。下の写真では青丸です。
ヘッドカバー周囲の5本のボルト、ヘッドカバー中央に1本のボルトを外してください。下の写真では緑丸です。
パカっと、ヘッドカバーが外れますので、青線と赤矢印のゴムパッキンを新品に交換してください。
ヘッドカバーを元に戻してオイル漏れが収まっているか確認してください。
2 クランクプーリーからのオイル漏れ
正確にはクランクシャフトのオイルシールがダメになってオイルが漏れます。
下の写真では黄色矢印のところです。
ベルトを2本外すまではいいのですが、クランクプーリーの中心にあるボルトを緩めるのが大変です。このボルトは強力に締められています。クランクをクラッチ側で回り止めをしてから、鉄パイプを差し込んだレンチで緩めます。このボルトさえ緩めば、プーリーを手で引き抜いてシールを交換できます。