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28回JCJ耐久レース後のジムニーJA12C 2
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2011.10.26 Wednesday 23:21JUGEMテーマ:ジムニー
レース後、何だかブレーキの効きが悪い。
サイドブレーキ(パーキングブレーキ)の効きが特に悪い。いっぱいにレバーを引いてもジムニーは動いてしまう。これは、危ない
で、分解してみた。
どひゃ〜 ドラムの中はオイルまみれ
これでは、ブレーキが効かないわけだ!
90分のレース中に絶え間なくホーシングが揺すられたので、デフオイルの一部がオイルシールを突き破って出てきたのだ。
入念にオイルを拭き取り、サンドペーパーでブレーキシューの表面を削り取った。
これで、ばっちりブレーキが効くようになった。 -
28回JCJ耐久レース後のジムニーJA12C
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2011.10.21 Friday 09:10この汚いエアークリーナーですが、90分間にわたり砂埃からエンジンを守ってくれたエライ部品ちゃん。
エアークリーナーケースの奥を見ると、小さなホコリは隙間をすり抜けエンジン側に少しは入ってる。
エアークリーナーを叩いたり、裏からエアーを吹いても、いつまでもホコリが出てくる。任務を全うしたクリーナーに敬意を払いながら新品と交換するのですが、水洗いで再生できるか?実験してみました。
ジャブジャブ水をかけて洗うと元の白さが戻ってきました。自然乾燥後にケースに戻しました。
で、その結果は……
再生可能でした。
(製造メーカーによって材質、製法が異なりますので、自己責任で!)
エアクリーナーからスロットルまで、スプレー式のブレーキクリーナーで清掃もしましたよ。
エンジンオイルも交換です。
レースの表彰式でいただいた、ジムニーエンジン専用の高級オイル!
レース前に入れればもっと成績が上がっていたかも?
エンジンのメンテはこのぐらいで終りです。JUGEMテーマ:ジムニー
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秋の夜長にF6ヘッド整備 9
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2011.10.16 Sunday 11:13
外観からの変化は「TURBO 660」の文字を白色ペンキで塗った程度。
今回は新しい仲間のプラグも迎えました。
その名はチャンピオン イリジウム プラグ
実験なので、一本のみの参加です。
中心電極にイリジウムが溶着されているのはもちろんですが、側方電極はテーパーにカットされ、さらにプラチナが溶着されています。
耐久性、着火性に優れたプラグです。
さっそく、エンジンの慣らしを兼ねて第28回ジムニーカーニバルに遠征です。往路の東名高速では100キロ巡航で順調に走ります。加速性能が以前より格段に良くなりました。ヘッドのオーバーホールは成功です。インマニの穴の成果は……???まったく不明です。
順調に磐田市の海洋公園に到着です。
翌日は90分の耐久レース!!
クラス2位、総合3位の成績を残しました。
もちろん、レースですからアクセル全開、ターボ全開のエンジンには厳しい状態です。
復路も東名高速を100キロ巡航で順調でした。総走行距離は800キロ。
左からチャンピオン、ボッシュ、NGK と各国を代表するプラグ。これをジムニーのエンジンに一個ずつ使用しています。
どのプラグも異状はなく、焼けの状態も良好です。ボッシュ、NGKとも3時間耐久レースにも使用しているものですが、まったく異常ありません。どのプラグもターボ車に使用しても大丈夫です。
これでコノ連載は終りです。 -
秋の夜長にF6ヘッド整備 8
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2011.10.10 Monday 22:04JUGEMテーマ:ジムニー
世の中、色々なオイル添加剤が売られていますが、そのほとんどが、「シリンダーに付いたミクロの傷を特殊○○がコーティングして〜〜燃費と馬力をアップさせます」なんて売り場で小さなテレビから映像と音声が流れていますね。
そこで、シリンダーの内壁にセラミックとフッ素をオイルで溶いたものを塗りたくります。これで、シリンダー表面はツルツルで抵抗が低くおさえられました??
塗ったのは、これ。
前回も登場したものです。
さて、折角なのでベルトやオイルシールも交換して……
バルブクリアランス、点火時期も調整して……
ヘッドカバー裏の新旧比較
旧
新
ほぼ、完成でーす。 -
秋の夜長にF6ヘッド整備 7
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2011.10.08 Saturday 12:35JUGEMテーマ:ジムニー
やっと組み上がったヘッド!このまま飾っておくのはもったいない。
交換して、変化が出るか確認してみたい。
丁度、ジムニーカーニバルの耐久レースに出場するので、実力を試してみよう!
ヘッドを外すには、インタークーラー、タイミングベルト、ヘッドカバーを外し、電気配線と水回りのホースを外して、ガッバと一気に持ち上げる。
インマニもエキマニもついたまま、一気に外した方が手間が省けるようだ。
燃焼室の状態 オイルがベトベト燃焼室に張り付いています。吸気バルブも湿っぽい。オイルも一緒に燃焼しているようです。
ピストン頂部の状態。カーボンがビッチり。地金がまったく見えません。
シコシコ、カーボンを剥がします。こんなに奇麗になりました。
こちらは12のF6エンジンのインテークマニホールド。11のF6用とは若干仕様の変更があるようです。
したがって、これを再利用します。内部の通路は狭く改善の余地がありそうですが、今回は時間がないので、また次回のお楽しみってことで、接合面を奇麗にして、ドッキングに備えます。
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