ヘッドカバーからのオイル漏れが気になります。良く拭き取られていて綺麗なのですが、裏側を触ると指にベッタリとオイルが付着します。他のジムニーJB32のG13エンジンを見る機会があったので拝見したところ、やはり漏れている。ひどいモノは左前タイヤの裏側までビッシリとオイルが飛び散っているものもありました。他のサイトを見てもオイル漏れが発生するようで、G13エンジンの持病ですね。
左が前方 後方のデスビの根本付近から漏れている
さて、事件です。
久しぶりの「家族キャンプ」と「草レース」の出場を兼ねて早朝におとジム号とこのJB32の二台で我が家を出発。走行距離約10キロのところで赤信号で停止していると、突然エンジンルームから多量の水蒸気がモクモク発生!ボンネットを開けると水蒸気でモッコモコ。うひゃ〜、こりゃだめだ!
原因を調べるとエンジン後方のヒーターホースが裂けていました。ご近所で水をもらいラジエーターに入れますが、裂け目からバシャバシャと水が漏れてきてとても走行出来ません。おとジム号で自宅までけん引します。
ターボ付きのおとジム号ですからグイグイとけん引します。
二台で走行していて良かったです。
一台で家族を乗せていたら絶対にJAFだったな。
事件発生が早朝だったのでお腹空きました。
蕎麦を食べながら思案中です。
ヒーターホースの裂けた部分
裂けたヒーターホースはオイルにまみれ表面はネバネバ!裂け目からはまるで植物の根のように繊維が伸びています。
ヒーターホースが裂けるほど劣化した原因は、漏れたエンジンオイルです。長年に渡りヒーターホースに付着してゴム層を変質させ強度を下げたのです。そして、この時、水圧と水温に耐え切れなくなったホースは破裂し冷却水が漏れ出したのです。
偶然、倉庫の中からビンテージもの(昭和時代のジムニーSJ10)のヒーターホースが出てきたので交換して応急修理は完了です。
出発時間は遅くなってしまいましたが、キャンプと草レースの計画は続行できました!
後日、純正のヒーターホースに交換し水漏れ事件は解決しました。